任天堂告発記事がデマではなく真実であると思う8つの理由

明日(2015年6月29日)は、
http://hachiku.biz/2015/06/25/864
の衝撃的な告発記事が投稿されてから2営業日目となるわけですが、
任天堂から何か公式なアナウンスはあるでしょうか。

自分はこの任天堂の告発記事は真実だと思っています。
そう思う理由を挙げてみます。


告発記事がエントリされたブログに実名が載っている

これはそのままですね

ファイヤーエンブレムのクレジットに名前が載っている

これは2chで言われていたものです。
画像も確認したので真実と考えてよいと思います。

実名入りのマイレージカードが別の記事に載っている

http://hachiku.biz/2014/03/19/45
の記事ですね。
ぼかしと実名の比較は下記画像で行えます
http://i.imgur.com/QtLvTCF.jpg
(2chで貼られていたものを参照させていただきました)

でっち上げにしては内容が詳細に書かれすぎている

会社の体制や当時の状況等、事細かに説明されていますが、でっち上げでここまで細部にわたって描写することができるものでしょうか。
そして・・

すぐバレるような嘘を書いたところで投稿者に何のメリットもない

前項のように頑張ってでっち上げをしたところで、投稿者になんのメリットもないのです。
むしろでっちあげだったとしたら、名誉毀損として任天堂から訴えられるデメリットだけが横たわっています。
ここで一番最初の「実名で告発」という項が存在することによってさらに記事の真実性が増してきます。
匿名での告発であれば訴えられることは避けられるかもしれませんが、告発者は実名を晒しているのです。
それは訴えられることがありえないから。
なぜかというと、内容が真実だから。

はちま起稿からの謝罪文

当初はちま起稿は、
『過去エントリの一部矛盾(15年前は小学生だったという記述)を指摘し、
告発エントリが「完全にデマ」であるという内容』
で、告発記事を糾弾する記事を掲載していたのですが、
http://blog.esuteru.com/archives/8231652.html
のようにそれを撤回し、謝罪記事を掲載しなおしました。

ここで重要なのは「謝罪した」という点です。
撤回だけならまだしも、なぜ謝罪までする必要があったのか。
これは完全に推測ですが、告発者側から逆にはちま起稿に「デマ記事と糾弾されるのは名誉毀損である、記事を取り下げなければ訴える」と言った内容の
通達が行われたのではないでしょうか。
その際、告発者は記事がすべて真実であるという証拠もはちま起稿側に提示し、はちま起稿側はそれを受け入れざるを得なかった、
受け入れなければ逆に自分が訴えられるという状況に陥った、という可能性を感じています。
だから記事の撤回だけではなく、謝罪まで行った、と考えると辻褄が合います。
「『告発エントリーを投稿したユーザー様』と当ブログの読者様に
多大なご迷惑をおかけしてしまったことを深くお詫び申し上げます。」
ですから。

ねとらぼソースの『任天堂広報に問い合わせたところ、「ブログについては把握していますが、内容の真偽などについてはコメントいたしかねます。今後内容について社内でも確認はしますが、調査結果などについて公表するかどうかは分かりません」』

これは、http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1506/26/news167.html
のねとらぼがソースですが、上記に書いてある任天堂広報からの回答が真実であるという前提に立つなら、これはもう任天堂が真実だと認めたも同然ではないでしょうか。
もし真実でないのならさっさと告発を否定する文章をコーポレートサイトに載せればよいだけなのですから。
調査に時間がかかっている、という見方もできますが、告発記事の内容から当事者が誰なのかは明らかなわけですから、告発記事に登場する「部長」や「グループマネージャー」に対して会社側が直接事実確認を行えばよいだけです。


調査に時間がかかるのは、口をつぐんだり曖昧な返事をする人間がいる場合のみです。
もしデマなのであれば、当事者たちは「そのようなことは一切なかった」と言って調査終了なはずです。

6/25(木)の記事投稿の翌日、金曜中に任天堂から公式のレスポンスが何もなかった

前項と関連するところですが、これが決定的な点です。
あのような人命に関わる不祥事が載せられたデマ記事がネット上で拡散されていたら、
当たり前ではありますが会社の沽券に大きく関わることです。
金曜日中にも「そのような事実は一切なかった」という文章がコーポレートサイトに載せられて然るべきなのです。
そして、それがなかった、
つまり、「事実ではない」とすぐ否定することができなかった。
詮ずる所、「告発記事は事実である」という結論が導き出せるわけです。

思ったこと

以上のように、任天堂告発記事が事実であると思われる理由について挙げていってみました。
にしても、この告発者の体の張り方に、自分は感動を覚えました。
この告発者の方は、自身の中にある確固として存在する筋を通すために、自らの身を顧みずに多大なリスクを払ってこの記事を投稿されています。
最初、この記事はヤバイ、すぐ消されるのでは、というような向きが強かったですが、
http://hachiku.biz/2015/06/26/977
のように、記事を消すどころか、ついたコメントに対してレスポンスする形で新たに記事を投稿するなど、
怯んだような空気は微塵も感じられません。(そもそも消されるとしたら誰によってどのように消されるのかよく分かりませんでしたが)
相当の覚悟を持ってやられたことなのだと思います。

マイレージのカードが載っている記事や、告発記事のブログが約1年前という比較的最近出来たばかりのものであることから、
この告発を行うための周到な準備として、ブログそのものの用意や他記事の投稿を進めておられたのではないかとさえも思えてくるのです。
だとしたら、はちま起稿に指摘された「15年前」のタイプミスも、実はわざとだったのかもしれませんね。
せっかく告発記事を書いたのに多勢にスルーされてしまっては何の意味もない、
そして、突っ込みどころがある方がよく燃えますからね(これはさすがに穿って見過ぎでしょうか)。